[料理探検記] 禅寺丸のふるさと王禅寺
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先日ご紹介した日本最古の甘柿「禅寺丸」のふるさと川崎市麻生区に、禅寺丸の原木を見に行ってきました。

小田急線柿生駅の改札を出ると、目の前に果物屋さんが。






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さっそく禅寺丸を発見。ちゃんと柿生特産と書かれてますね。






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道の街灯にも柿のイラストが。







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和菓子屋さんには柿を使ったお菓子がありました。






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かわいい柿最中。中身は柿色の柿あんこ、控えめな甘さで美味しかったです。






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駅にほど近いこちらのJAセレサ川崎で、禅寺丸ワインが買えます。が、昨年仕込んだ分はもうずいぶん前に売り切れてしまったとのこと。今年収穫した分の禅師丸ワインは、年明け1月頃から店頭に並ぶそう。たのしみですね。






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柿生駅からバスに乗り、原木のある王禅寺を目指します。王禅寺の周辺一帯は、「王禅寺」という地名なんですね。






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お寺までの道のりは、森に来たのかと思うくらい。

こんな道や、






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こんな階段が続きます。






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見上げれば、鬱蒼とした木々が。







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やっとお寺の境内に到着。

これが禅寺丸の原木です! 本堂の前にしっかり生えていました。王禅寺のお坊さんが材木を探しに入った山でこの甘柿を発見したのが1214年なので、樹齢はざっと800年くらい。その後、栽培を奨励し、各地に広めていったそうです。昭和初期ごろまではたくさん出荷されていて、このあたりに暮らす人々の重要な収入源になっていました。

さほど大きくはないですが、年季の入った幹が渋い雰囲気でなかなか立派。ちょっとタイミングが遅く、実は熟しきってほとんど落ちてしまってました。残念。







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あ、少し残っていました。よく熟して甘そうですね。







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柿の木の横には、北原白秋の句碑が。王禅寺の自然に魅せられ、たびたびここを訪れていたそうです。







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お寺のとなりは、王禅寺ふるさと公園として整備されています。芝生広場や遊具などもあって、たくさんの子どもたちが遊んでいました。公園内には農地もあり、穫れたて野菜の直売所も。

住宅街の真ん中にある憩いの場、お散歩にもおすすめのコースです。




【2009/10/21 20:00】 | 料理探検記 | page top↑
[料理探検記] 大山の禅寺丸
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先日、神奈川県伊勢原市にある大山に登ってきました。丹沢大山国定公園の東の端くらいに位置する山なんですが、都内からもアクセスしやすくて、日帰りハイキングにはもってこい。もちろん自然もすばらしいですが、大山は古くから霊山として人々の信仰を集めてきた山で、登山の途中にはそんな歴史を感じる阿夫利神社や大山寺などの見どころもあります。

写真は山の入り口にある「こま参道」。おみやげ屋さんが軒を連ねます。






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道には、工芸品「大山こま」のレリーフが。






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大山登山のたのしみはコレ。山へ続く参道の脇には、その日に穫れた野菜などを販売する農家さんが。行きに買っては荷物が重くなるのでがまんがまん。帰り道にしっかり買いこんで帰るのが幸せな登山のコツです。里芋のおじちゃん、店じまい前に通りかかるといっぱいおまけしてくれました! 山ほどの里芋は寸胴いっぱいの「いも煮」にしていただきました。






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こちらは無人売店。






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はやとうりがありました。






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お漬物にもいいですが、結構いろんな料理に使えます。今回は塩でもんでかつお節やお醤油でさっぱり和え物にしました。






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今回のおもしろい収穫はこちら。「禅寺丸」という柿です。






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ちょうど柿のなる時季に訪れてラッキーでした。今どき街のお店では見かけないこの柿、日本最古の甘柿としてかつてはたくさん出荷されていたそうです。しかし、タネが大きくて食べられる果肉の部分が少ないことから、タネ無し柿などの改良種に押されて、ほとんど見かけなくなってしまったんだとか。今でも大山周辺では民家の庭先などにたくさん生えていて、こうして地元の無人売店や農協などで売られています。






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こんな無人売店にもなにげなくあったりして。






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それにしても「禅寺丸」、なんだか不思議な名前。

気になって家に帰ってから調べてみました。はじまりは川崎市麻生区にある星宿山華厳院王禅寺という真言宗のお寺。等海上人というお坊さんが、寺再建のための材木を探しに入った山中で甘い柿のなる木を発見。その木を寺の境内に移植し、その後周囲の人々にも栽培を奨励し、広まったそう。「禅寺丸」という名前、そんな由来から名付けられたのでした。それが1214年のこと、日本初の甘柿発見は鎌倉時代だったんですね。この柿が見つかるまで、日本の柿はみんな渋柿だったというのもなんだか驚き。今でもそのお寺には原木が残っているそうなので、ぜひ見に行ってみたいです。

ちなみに小田急線の柿生駅の名前もこの柿に由来するそうで、柿生には禅寺丸を使ったワインや、柿をかたどった最中などのおみやげが。こちらも気になります。







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さて、帰ってさっそく禅寺丸を食べてみましたが、ウワサ通りタネは大きめ、そしてまだ熟しきってないのでちょっと固め…。どうしたらおいしく食べられるかとしばらく考えたあと、






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まるごとキレイに洗って、焼酎に漬けて柿酒にすることに。実家にも柿の木がありましたが、いつも干し柿にしていたので柿酒にするのは初の試み。おいしくできるでしょうか。できあがりがたのしみです。

何個かはもう少し熟してから食べようと取っておきました。後日いただくと、滋味深い甘さでなかなかのもの。あったかいハブ茶といっしょにお茶の時間をたのしみました。ごちそうさまでした。





【2009/10/15 11:02】 | 料理探検記 | page top↑
[料理探検記] 岡山の丹波黒枝豆
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先日、取材に伺った岡山の農家さんで、丹波黒の枝豆をおみやげにいただきました。





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ぎっしり詰まった瑞々しいお豆。虫食いもなんのそのです。





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甘くて大きくて、ぎゅーっと味の濃い、ほんとにおいしい枝豆でした。





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いただいた丹波黒は岡山県南部の玉野市産。こちらで無農薬栽培され、カメムシやコオロギなどたくさんの虫たちと共存しながらすくすく育ってきました。さすがは丹波黒、隣の畑に植えられた普通の黒豆よりも株が大きく、刈り取るとずっしり重みを感じます。






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生産者のお父さんが、こうしてサヤをひとつひとつハサミで切り取ってくださって、





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「おみやげにどうぞ」と持たせてくださいました。お父さんが丹誠込めて作った丹波黒、大地のおいしさが詰まっていました。これからもお元気で頑張ってください。どうもありがとうございました!



【2009/10/14 22:05】 | 料理探検記 | page top↑
[料理探検記] Aコープ尾之間 <鹿児島>
屋久島2


屋久島の尾之間集落にある「Aコープ尾之間」。

AコープはJA系のスーパーで、地元で穫れた農水産物も豊富に並ぶ。店内で見つけた屋久島らしい食べ物を紹介します。



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屋久島周辺の海で獲れるゴマサバは、「屋久サバ」の名で知られている。ゴマサバはマサバよりも安価で、油のノリも少ないが、鮮度のよいものは身が締まっていてとても美味。屋久島のゴマサバは鮮度を保つため、獲ったあとすぐに首を折って血抜きされる。このサバは、「首折れサバ」と呼ばれて、屋久島名物のひとつだ。「サバの生き腐れ」と言われるようにサバは足が早いことで有名な魚で、上手に活け締めすることがなにより大切。刺身で食べられることはまれだが、屋久島のサバはこうして生食用にスーパーでも売られているくらい鮮度が高い。刺身にすると歯ごたえがよく、これがサバ!? と驚くほど。








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このように首を折られた姿で店頭に。








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ゴマサバは、サバ節の原料にもなる。カツオ節よりも香りが強く深いコクのあるダシがとれるサバ節は隠し味として人気。うどんやそばのめんつゆや、煮物になど味の濃いものと合わせるのにも向いている。 カツオだしや昆布だしだけでは物足りないときに、少しサバ節を足せばグッと力のあるダシになるのだ。









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写真のサバ節は、いわゆるなまり節。カチカチのカツオ節と違い、そのままでも食べられるやわらかいもの。生のサバを熱湯で茹でてから捌き、内臓や骨を丁寧に取り除いて、じっくり燻して作られる。そのままでもおいしいが、マヨネーズ、ポン酢、醤油などをつけても美味で、お酒のつまみにもピッタリ。









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さすがは元薩摩藩。さつまいもの種類はとても豊富。
こちらは「紅さつま」。冷めてもおいしいと評判の品種。









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こちらは「安納いも」。ねっとりした独特の食感で、とっても甘い。









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屋久島ではやはりアゴだし(トビウオのだし)が人気か。トビウオは臭みが少なく上品なダシがとれる。写真は愛媛のメーカーのもの。








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味噌は九州らしく麦味噌が主流。鹿児島や大分のメーカーのものが多い。









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醤油は基本的に甘口。そんなところにも南九州文化を感じる。






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●Aコープ尾之間
鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間4-1

屋久島の数少ないスーパーのひとつ。充実した品揃えで駐車場も広いので利用しやすい。少し歩けば湯船の底から源泉がボコボコ湧いてくる「尾之間温泉」もある。




【2009/02/28 18:02】 | 料理探検記 | page top↑
[料理探検記] 屋久島の郷土料理2 <鹿児島>
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屋久島周辺の海は世界有数のトビウオ銀座!

島の東にある安房港では年間1000トンもの水揚げがあり、日本一のトビウオ漁獲量を誇る。日本近海には30種類以上のトビウオが回遊しているといわれるが、トビウオを乗せた海流がぶつかるのがここ屋久島近海なのだ。刺身、つけ揚げ、唐揚げ、一夜干しなど、いろんな食べ方で屋久島に暮らす人たちのお腹を満たしてくれている。

今にも羽ばたきそうな胸びれは、もはや翼か。魚とは思えぬ姿に、進化の過程をのぞいているような気さえしてくる。食べてみると、余分な油がなく身が締まっている。味にはクセがないので、どんな調理法とも相性がよさそうだ。唐揚げだとヒレまでカリカリしてて、余すところなく食べてしまえた。






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パパイヤと豚肉の煮物。

タンパク質を分解するパパイン酵素のおかげか、豚肉がとってもやわらかい。屋久島ではまだ若いパパイヤを野菜として食べる。沖縄のパパイヤイリチーやタイのパパイヤサラダ「ソムタム」も同じく青パパイヤを使った料理。千切りにしたパパイヤを干した「切り干しパパイヤ」もあって、台所にあるとなかなか使える乾物のひとつ。




【2009/02/27 13:10】 | 料理探検記 | page top↑
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